米国のウクライナ支援追加およびロシア財閥資産売却の是非

 4.3兆円の追加予算要求 ウクライナ支援で米大統領 ロシア財閥の資産売却へ
出典:4/28(木) 21:49配信 JIJI.com

私による概要

バイデン大統領がウクライナ支援に追加で4.3兆円の予算を要求する。
またこれに、ロシアのオリガルヒから押収した資産を使うという法案を提出するとのこと。

率直な感想

やり方としてはけっこうおもしろいのではと。
ちゃんとオリガルヒなどロシア上層部のお金であることをわかるようにすれば、
ロシア国民にもプレッシャーを与えられそうです。
またちゃんといくらぐらいありましたとか、不当な資金なら不当な資金であると明示したり、
むしろ、ロシア国民に配っても面白いし、効果があるのではと思いました。

ただし、その場合もロシアが不当な資金ややり方での侵攻であることを証明し、
ロシア国民に知ってもらう必要があるとは思います。

記事にあるコメントについて(一部)


>国際法上、気を付けた方がいい
確かに、オリガルヒがロシアと組んで悪事を働いている証拠が必要かもしれません。
無罪の個人資産を勝手に(自国にしろ他国にしろ)国が没収するのは問題になりそうだからです。
ただ、そこまで裕福とは思えない国で大きな財力を持っておれば、
国との関係も近いはずです。その国が悪さをしてるとすれば、
その責任の一端はオリガルヒにもあるかもしれません。

>自国の軍需産業を儲けさせるだけではないか。
確かに米国も軍需産業を儲けさせることありきではまずいでしょう。
しかしロシアも暴走気味ですし、ロシアは軍事力をかなり持っていて、核も持っています。
しかも核をちらつかせています。軍事的な警戒はするでしょう。

>外交努力が少ないような気がする
確かに少ないような気がします。
バイデン大統領もロシアをひたすら煽っている報道が目立っているからです。
もっとロシアに対して広く外交情報取得や提供が可能だと思います。
特に武器を使わずにできることはまだまだたくさんあるようにどうしても思います。
外交力が必要だと思いますが、バイデン大統領はその辺が弱いような感じもします。

ちなみに日本も有効な外交ができているように思えない所があります。
ロシアがウクライナに侵攻する兆候を掴めていなかったようですし、
それ以前に、侵攻をしようとするようなロシアの国内情勢であったり、
ウクライナや周辺国に対する考え方を、
事前に日本が察知できていたようには見えないからです。

おわり

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